741 わかりにくい話をわかろうとすることのデメリット

さて、今日は「わかりにくい話をわかろうとすることのデメリット」について書きます

>>129>>132のやり取りの回答になります

129: 幸せな名無しさん :2018/04/22(日) 18:57:09 id:EY5xBUWI0
私は理解力がないみたいだから、今までの達人さんが言うことが分かりにくかった。
精神病みそうな感じの言葉遊び?みたいな書き込みも多かった(すみません)。
1さんの例えは分かりやすいから、これからもそんな感じで続けてほしいです。

>>132
私もこの掲示板の書き込みを見ても何を言っているのかわからないものがいっぱいありますよ
わからないものの方が多いかも
だから理屈を自分で考えたってところです
たぶんその感じ方が正常なのだと思います
わからないものには近づかない方がいいですよ
いずれ、わかりにくい話をわかろうとすることのデメリットについても書けたらいいなと思っています

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前回、
>インターネットでいろいろなメソッドやワークに触れる中で、説明があいまいなものに多く出会いました
「説明が難しくて理解できないし、実践しようにもうまくできているのかわからないし、うまくいっている手応えもない>>19」
と書きました

私も最初は>>129の方と同様、自分の理解不足が原因かと思って、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、なんとか理解しようとしました
でも「自分の引き出し」の中身をすべて使っても、うまく理解できなかったとき、私はあっさり諦めました
「私には向いていない」という結論を出しました
そうやって実体験を経て、向き、不向きを判断したときの感想が>>19です

(向き、不向きについて、今の私の考えは>>19の感想を持った当時と少し異なっていて、メソッドやワークがうまくいくかどうかは、個人の素質と個人の状態の二つに依ると思っています
個人の状態については「まだ準備ができていない」ということで>>201で少し書きましたが、改めていずれ補足を書きたいと思っています)

さて、私は理解できないものは「合わない」として理解することをやめましたが、それでもどうしても理解したかったらどうすればいいでしょうか?
答えは「真っ白になってすべてを受け入れるしかない」です
理解できない、これはつまりこれまでの自分の思考体系に照らし合わせたら理解できない内容であるということです
これを受け入れるには、自分の思考体系を捨てなければなりません
一字一句そっくりそのまま受け入れるしかない

疑問を持つことが許されない
自分で判断することができない
自分で判断することができない以上、言われたことを鵜呑みにするしかなく、御言葉を待つしかなくなります
依存するしかなくなります
危険です

これが「わかりにくい話をわかろうとすることのデメリット」です

これは学校の授業などについても言えることです
新しい知識体系を得ようとすることすべてについて言えることです
義務教育なら、わからなくても、とりあえず鵜呑みにするしかないですね
なかには間違ったこともありますが(歴史など、のちの研究から間違いが訂正されることがありますね)、基本的には鵜呑みでも生活には問題ありません
学校の授業で習うことに関してだけ鵜呑みにしていれば済むからです
そのほかのことに関して自分の思考体系を捨てる必要はありません

ただ、引き寄せなどに関して、わからない話をわかろうとすると、どこまで自分の思考体系を捨てなければならないのか
これが微妙です
生活すべてに影響する可能性があります

「わかりにくい引き寄せの話」の中には、「間違っているもの(効果がないもの)」「正しいもの(効果があるもの)」の2種類があります

前者は論外ですが、それでもわかろうとする場合、鵜呑みにするしかなくなります
「わからない」と感じた直観が正しいのですが、それに反する場合(自分の選択です)、鵜呑みにして「間違っているものを正しいものとする」ことになります
元が間違っているので実際に色々と変なことになりますが、忍耐力が続く限り、帳尻合わせ、辻褄合わせをしていくことになります

後者は、自分の準備ができていないために理解できない場合>>201、同じように感じます
こちらはいずれ準備が完了すれば理解できるようになります
今は理解できないので、今は「向いていない」と放置して別のことをやっていて大丈夫です

つまり「わかりにくい引き寄せの話」があったら、理解しようと努力をしすぎなくて大丈夫です
そして逆にデメリットが大きいことを思い出してください
今の自分に合ったもの、今の自分が「説明が明快、達成基準が明快、やったら手応えを感じる>>735」と思うものを採用してください