メモ記事、紹介:「傷が癒やされる」ことはない、それは周囲の期待
※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーの記事にまとまっています。
映画に関するメモ記事です。
アリソン (Alison) Prime Video ~ Christia Visser
信じられないほど残虐に傷つけられた女性アリソンに関するドキュメンタリーです。
すみません、この映画を私は観ておりません。
レビューを読んだだけで胸がいっぱいになり、観ることができません。
レビューをいくつか読みましたが、下記のレビューはすばらしいです。
今回、私が気になったのは上記レビューにある【「傷が癒やされる」ことはない、それは周囲の期待】という言葉です。
以前、私はクリアリングは必要ないと書きました。
この中で私は「傷は癒える」と書きました。
これは「傷を受けなかったのと同じ状態になる」という意味ではなかったのですが、わかりにくい表現だったかもしれません。
受けた傷は、やがて出血もとまり、傷口はふさがれます。
生きていけるようにはなります。
それを「癒える」と言ったのですが、でも「なかったことにはなりません」。
これは私自身も経験があるので、わかります。
なかったことにはならない。
その傷も含めて「自分」です。
でも、その傷のために一度は止まってしまっていた歩みを、ふたたび前に進められるようになります。
そしてその状態になった傷を、あえてクリアリングのために自分から掘り返す必要はないということが言いたかったのです。
それよりも前に進もう、ということが言いたかったのです。
上記レビューを読んで、そのような自分の書いたことに関連したことと、やはり自分も含めて「人は自分の期待を他者に投影してしまうもの」なのか、ということを考えました。
そんな恐ろしいことが起こっても、リカバリー可能であってほしい。
そうでなければ恐ろしすぎる。自分を安心させてほしい。
それを被害者であるアリソンに求めてしまう。無意識に。
このような「普通の悪気のない人」の「無意識の罪」自体も恐ろしいです。