149 特定の願望を細かくしすぎずおまかせにしたほうがいい理由(3-1)理論編

【特定の願望を細かくしすぎずおまかせにしたほうがいい理由(3-1)理論編】

 

特定の願望を細かくしすぎずおまかせにしたほうがいい理由として、

私たちが考えつく願望はベストなものではないからで、さらに潜在意識のほうがベストに近いものをわかっているから、ということを>>86で書きました

さらに未来のことはわからないので、余白を残すことで叶うタイミングでのベストを引き寄せることができるということを>>121で書きました

今日説明する理由の三つ目は、潜在意識に丸投げがいいよという上の二つと少し違って、願望の内容についての話です

どうしても特定の願望を願ってしまう場合も、注文はできるだけシンプルにするのがいいです
シンプルにする(シンプル化)とは、注文項目の数を減らすこと、注文内容の抽象度を上げることです

湧いてきたばかりの願望にはいろんな注文項目があると思いますが、各項目について以下の手順でシンプルにしていきます

【シンプル化の手順】
・その項目が成就するとその結果、どういう状態になるか
・そうなるとなぜうれしいか
・その項目自体が大切なのか、結果が大切なのか(結果が大切なら、その項目を結果で上書きする)
・具体的な数字や固有名詞があったら、それを抽象的な表現に言い換える
・近いものが複数出てきたら一つに集約する

どの項目も捨てがたいかもしれませんが、一つずつ精査していってください
これ以上願望を書き換えることなんてできないと思いながらも、この作業を通して願望を蒸留していくと、本当は自分が何を求めているのか見えてきます
何日かかってもいいです
というか何週間、何ヶ月かかってもいいです
終わるまで、ゆっくり休みながら何度でも取り組んでください
どうせ願望を手放せずに握りしめているなら、ずっと手元にあるのだから、暇つぶしにいくらでもいじり倒しましょう

実際に私も願望を手放せずに苦しくてこれをやっていました
そして抽象度を上げまくって行ったら、潜在意識におまかせにするのがいいんだということに気が付いて、今に至ります

そしてこれは>>121で人工知能A→Bとする場合にやっているのと似た作業です
>>121では「ゆるく考える」と表現しましたが、人工知能が世界を見るときの「チェック項目を減らす、チェック項目の抽象度を上げる」ということをしていたわけです
(そんなに外してないとは思いますが、ここらへん私の超解釈が混じってますので、人工知能一般の話というより、引き寄せをわかりやすくするための方便と思って読んでください)

長くなってしまったので、別記事に続きます