メモ記事、紹介:「おまかせ」は「他力本願(仏教)」に通ず

※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーの記事にまとまっています。

 

メモです。

 

歎異抄第三章 悪人こそが救われる 悪人正機

http://歎異抄.com/tannisho03.html

 

「おまかせ」は「他力本願」に通じていたのですね。

自力ではダメと悟ること=底つき体験です。

 

仏教との共通点を通して、自分の解釈した引き寄せの考え方は間違っていなかったのだと確信が深まりました。

メモ記事、紹介:誤った願望設定は人の心の自衛本能に由来する

※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーの記事にまとまっています。

 

時間がないのでメモです。

www.huffingtonpost.jp

 

人の心の自衛本能が暴走するとこうなるのだと思います。

ストレスを与えてくる現実に対して何か対策をひねりださなければならないということで、こじつけてしまうんだと思います。

私は誤った願望設定はこの仕組みからくるものだと考えています。

この構図は誰にでもあります。気をつけたいものです。

「要領が悪くて友達作りが下手」の克服法

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掲示板に書かなかったシリーズ、リクエストへの回答です。


135 : 幸せな名無しさん :2018/04/23(月) 00:21:53 QwMv2OsU0
1さん、とても分かりやすいです。これからのお話も楽しみにしています。
>>121
ゆるい方が上手くいくという人工知能の話で、以前仕事が上手くいかなかった時に、意外と完璧主義なんだねと言われてハッとしたことを思い出しました。自分は人工知能Aのパターン(100点とれるという意味ではなく、100点を目指すという意味で)だったから上手くいかなかったのかと納得です。
それから考えすぎなのかもしれませんが、昔から要領が悪くて友達作りが下手な方かなと思っています。過去に囚われたり、他人も気になってしまい、なかなか自分に自信がもてないので、その辺りの克服法というか、セルフイメージについても今後触れていただきたいです。
ベイビーステップでいいんだよって言われるとほっとしますね。


今回は

それから考えすぎなのかもしれませんが、昔から要領が悪くて友達作りが下手な方かなと思っています。過去に囚われたり、他人も気になってしまい、なかなか自分に自信がもてないので、その辺りの克服法というか、セルフイメージについても今後触れていただきたいです。

こちらの部分がテーマです。
書き込み全文を載せたのは、人柄がにじみ出ていてよくわかるからです。

以下、回答です。

まず書き込みがとても丁寧で、私の書いたことをしっかり読んでおり、私への気遣いも感じられます。
丁寧なところ、「意外と完璧主義なんだね」と言われたところから、仕事への取り組みも丁寧、細やかに色々考えて取り組むタイプなのではないでしょうか。
さて本題の「昔から要領が悪くて友達作りが下手な方かな」の意味。
要領が悪くて人から遠ざけられるという意味かもしれませんが、事実としては自分から他人に近づいていくのが苦手ということかなと思います。
「過去に囚われたり、他人も気になってしまい、なかなか自分に自信がもてない」と書いていたり、完璧主義と言われたエピソードからすると、自分から他人へ近づいていくことに自分でブレーキをかけやすいのかなと思います。
これらの克服法は、自愛とセルフイメージの再検討です。

まず自愛について。
自愛をどうやるのかは別記事に書いてあるので省略します。
自愛の面では、自信をつけるのも大切ですが、相性の悪い人には近づかないということも自愛です。
この読者の場合、とても繊細で、気遣いがあり、丁寧な人です。
その素晴らしさをわかってくれる人と付き合うといいです。
「そんな細かいところどうでもいい」といった大雑把な人と付き合おうとすると、両者疲れてしまいますので、ビジネス上の付き合いに留めたほうが無難です。

次にセルフイメージの再検討について。
自愛でセルフイメージについて「自分は愛されている存在、愛されるべき存在であることを確認、実感する」ことの他にもオススメしたいことがあります。
それが「セルフイメージの再検討」です。

読者のセルフイメージを見ていくと、まず「昔から要領が悪くて友達作りが下手な方かな」があります。
ここで読者は自分のことを「要領が悪い」と評価しています。
私の見立てでは、「実際は読者側が他人が怖くて近づけない」でも読者の認識としては「要領が悪いからうまくいかない」になっています(他人が怖いことも含めて要領が悪いと思っているのかもしれませんが、それならそれで置き換えてもらって構いません)。
私からすると「自分は要領が悪い」「要領が悪いからうまくいかない」という「セルフイメージ」は、「本当にそうなの?」と思える、筋の悪いところがあるもの。
「セルフイメージ」を変えるには、理想のセルフイメージへの変化を目指すアプローチが主と思いますが、私はまず「今のセルフイメージが妥当ではないのでは?」とチェックから入ることを勧めます。

要領は本当に悪いのかもしれません。
でも「要領が悪い」って具体的にはどんなことでしょうか?
掲示板ではわざわざ細かいことを書き連ねなかっただけかもしれませんが、ここをまず分解していきます。

仕事が遅いから「要領が悪い」と思うのか?
そうだとしたら、なぜ仕事が遅いのか?
一つ一つの仕事すべてに時間がかかるのか?
そうだとしたら、優先順位の付け方がうまくいかないのか?
それとも、必要以上に丁寧すぎるのか?

などなど、上記は一例にすぎませんが、自分が自分に貼るために「要領が悪い」というラベルを持ち出してきた根拠となる、具体的な出来事を再確認します。
問題を具体的に明確にすることが大切です。
たとえば「家が汚い」とだけ大雑把に捉えてしまったら、「どこからどう手をつけたらいいのか」わかりません。
問題設定の筋が悪い。
だから「一番小さな部屋から、まずは空きペットボトルを片付ける」などのように、ものごとを具体的に捉えて、全体ではなく部分から取り掛かります。
そしてここで重要なのは、「(一気に家全体をきれいにして)問題を解決すること」でなく、「今より幸せになること(さっきより少しでも家がきれいになって、元気が出ること)」です。
「解決すべき問題を自分の中に探す」この落とし穴にはまらないように。
自分のセルフイメージがおかしいことがわかったら、そして自愛が進んだらそれでよし。
「正しいセルフイメージを追求すること」はここでは目的ではありません。
強いて言えば「自分は愛されている存在、愛されるべき存在であること」これが正しいセルフイメージです。

まとめます。

要領が悪かったら悪いでいいんです。
それでも友達は作れますし、要領が悪い自分を要領が良い人にサポートしてもらってもいいんです。
人を助けて喜びを感じる人はたくさんいます。
繊細な感覚を持っている人と友達になって、その繊細で豊かな世界観を共有させてもらいたいと思う人もたくさんいます。
自分を「変えよう」と思うより、自分の良さを理解して、それを発信してほしいです。
そうすれば、その素晴らしさを感じ取り、評価できる能力のある人に見つけてもらえます。
自分もまた同様に、他の人を探して、ネットならまずROMだけでもいい。
ツイッターならフォローしてみるとか。
リアルなら行きつけのお店(つながりたいと思える店主、お客さんのいる)を探して通ってみるとか。
段階的に近づいていきましょう。

人はうまくいかないことがあったとき、自分を納得させるための理由を探します。
今回は「要領が悪い」が理由として採用されました。
それは正しいかもしれないけど、私が見てきたところ、正しくない理由を正しいと信じ込んでいる人が大半です。
それなりに「それっぽく見える」ちょっとだけ弱いところかもしれません。
でも「それ」による影響が実際は10%だったとしても、「それが100%悪いんだ」と信じ込んでしまう。
現実を見誤ってしまう。
なぜこんなことをするのか?
何か一つにすべての責任を負わせれば、他にもう原因を探さなくてよくなる。
もう大丈夫。安心できるからです。
同じ仕組みで「間違った願望設定をして苦しんでいる人」がたくさんいます。

自分が今考えていることは、たくさんある選択肢の中の一つにすぎない。
もっともっと素晴らしい考え方が世の中にはある。
たまたま今の自分には見えなくて、その実在は信じられないとしても、確かに存在する。
青い鳥のようなものが、見えていないだけで、すでに自分の手の届くところにある。
これが信じられるようになれれば、自分の気持ちが不安定でも引き寄せはできます。
「安心して不安でいる」こともできます。

セルフイメージを疑うところから始めてみてください。
「頭の中で考えている自分」をいったん脇において、「実際の自分」をよく見てください。

ここで「見る目を養う」のに「毎日よかったことを5つ書くワーク」が役に立ちます。

質問という形の絡み(4/4):違和感を感じること、絡んでしまうことの意味

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掲示板に書けなかったシリーズの続きです。

今回の質問に違和感を感じること、こういう質問をしてしまうことについて書きます。

まず違和感を感じることの意味。
今回はいろんな種類の違和感を感じましたが、やはり大きいのは「話の筋がおかしい」という違和感。
私はあまりネットのデマに引っかからないのですが、それはデマだと読んだ時に違和感があるからです。

私は引き寄せについては、まとめサイトで主に情報収集したのですが、この時も同じ感覚で違和感があれば採用しないし、それっぽければ採用する、というやり方をしていました。
まとめサイトはある程度の質が担保されていますが、掲示板を見るようになってからは、さらにこの感覚が役に立ちました。

このフィルターを通して掲示板を見ていたので、質の悪い書き込みは無意識にスルーしていたようです。
自分でスレッドを立ててから、書き込みにすべて目を通すようになり、質の悪い書き込みをする人の多さを初めて実感しました。

余談はさておき、この違和感がなければ、私にとっては意味を成さないものも「理解してしまう」のかもしれない。
受け入れてしまうのかもしれない。
こうして本来ならばつながるべきでない人とつながってしまうと、依存などの問題が生じる可能性が高まります。

これはリテラシーです。
提示された文字列から意味ある情報を読み取るためのスキルです。

これがないと、真偽が判断できず、信頼すると決めた発信者からのメッセージは無条件にすべてを受け入れるとか、おかしな話に騙されるといった危険性が高まります。

ここに誤りがあると、いくら良い情報を浴びても良さが理解できずにスルーしてしまい、おかしな情報を超理解してしまいます。

そして、こういう質問をしてしまうことの意味。
何を聞きたいかが明確になく、ああ言えばこうだし、こう言えばこうかなと二転三転。
「こういう感じかな?」とよくわからない単語を適当にチョイスして、「たぶんあれはこうなんじゃないかな?」と適当な予想を積み重ねて、結果的にありえない質問をしてしまう人。
そういう人は、世界への関わり方も適当である可能性が高いです。

自分が何を欲しているのかはぼんやりしている。
なんとなくイメージはあるけど、見極めようとすると、そのたびに見える姿が違ってくる。

たぶんこっちだろうと見当をつけるけれど、適当な知識なので、間違っている。
自分なりに筋の通る説明を用意してみたけれど、すべてが自分の思い込みから成っているので、やはり現実とは噛み合わない。

以前書いた、地図の読めない人です。
地図を作った人の思惑はスルーして、自分の読みたいように地図を読んでしまう人。
明後日の方向へ行ってしまいます。
でもそれがなぜか自分ではわからない。
世界はそういううまくいかないものだと思っていて、疑問に感じない。

おそらく質問者は自分から目をそらして見ないようにしている何かがあるのだと思います。

そうすると、しっかり見れば簡単にわかることでも、無意識に目をそらしてしまい、見ないようにしていることを自覚せずに済むよう、無意識のうちに考え方を歪めて自分を騙します。

結局は認知の問題です。
人にはそれぞれ個性があり、能力差もさまざまです。

自分の能力を超えて頑張る必要はありません。
でも自分の能力、個性や癖のようなものを知ることは大切です。
これは自愛につながります。

いろいろ調べるのが大変な人もいるでしょう。
文章を読むのが苦手な個性の人もいます。
深く考えるのが苦手な人もいます。

それならそれでもいいのです。
ただ「自分にはそういうところがある」と知り、それでもうまくいくように手を打てばいいのです。
うまくいくように、やり方を工夫すればいいのです。

今回の質問をきっかけに、質問者をはじめ、このような色々なことに気づいてもらえればいいなあと思います。
掲示板ではいろんな状況が噛み合わずにあのような顛末となりましたが、あのときは縁がなかったのでしょう。
縁がある人は、この記事を見て、何か掴んでもらえるかもしれません。

質問という形の絡み(3/4):真正面から答えるとしたら

※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーにまとまっています。

掲示板に書けなかったシリーズの続きです。

前回は、望むものがあるなら、ストレートに、シンプルに、自分を表現すればよいという話を書きました。
今回は、あえてあの質問に正面から答えるならどうなるか、書きます。

まずは質問を再掲。


886 : 幸せな名無しさん :2018/07/29(日) 15:53:07 defZQTY.0
>>15
人工知能の話とかおもしろいけど、
機械に「死の恐怖」を正確にプログラム(トレース)することはできるのかな?
人間が死の恐怖に直面すると、思考が一種のバグ状態になって制御できなくなる。
そうなると、感謝できることを探すってのもなかなか難しい。

1さんに質問だけど、
人工知能に「死にそうな状況に直面したら、ニューラルネットワーク内にバグ(負荷)を発生させる」という
デフォルト設定をしていたとしたら、人口知能はどのように問題解決していくと思いますか?
(人間にとって死の恐怖は最大級の負荷だから、人口知能にも同じレベルの負荷を与えるとして)


958 : 幸せな名無しさん :2018/08/18(土) 14:31:39 FWj.1rAo0
>>935
886の質問を書いた者ですが、質問の意図が伝わらなかったようですみません。
(私の文章力のせいです)

人間は窮地に陥ると、混乱(思考のバグ)しながらも何とか問題解決しようと
努力すると思います。
ただ、強烈な感情(負荷)を伴うので的確な判断ができず、さらに状況が悪化することもあります。

>デフォルト設定しているなら設定通りになるでしょう、質問する意味がないです。
>「目覚まし時計を6時に設定したらどうなると思います?」6時にアラーム鳴るだけです。

人工知能の設計段階では予期せぬバグ(負荷)が発生することも考慮して設計すると思います。
バグが生じても当初の目的を達成しなければならないので、あらゆる対策を講じるでしょう。
その対策(過程)を1さんに聞きたかったです。フロー的なものです。
稚拙ですが例えば「現在の問題点を洗い出して優先順位をつける」、
「優先順位はどのようなロジックを用いて設定するのか?」
「予想とは異なる結果がでた場合、次に考えることは?」など

人間のように感情(負荷)と思考を混同しない人工知能の思考過程を知ることができれば、
良いヒントになるんじゃないか?と思って886の質問をしました。


前回までに「これは質問として成り立っていない」ということを説明してきました。
それにあえて真正面から答えるとして、まずすべきことは、そもそも私が答えるべき質問なのかの確認です。

答えは残念ながらNOです。

なぜならば、これは私の範疇外の話だからです。
聞く相手が間違っています。

質問者が人工知能という言葉を出しているので、人工知能の話かと思いきや、これは人工知能の話ではありません。

知らないで書いている人に間違っていますよと細かいことを言うのが無粋なのをあえて承知で書きますが、プログラムにバグは明示的には入れません。
明示的に入れたのなら、それはバグではありません。

不測の事態にどう対応すべきかということなら、ソフトウェアの信頼性の話です。
人工知能の話ではありません。

まずはWikipediaで「ソフトウェア工学」「信頼性工学」「フェールセーフ」「フォールトトレラント」あたりを見て、気になった言葉をとっかかりにして調べていけばよいと思います。

百歩譲って人工知能の話だったとしても、私の答えられる範疇かどうかの確認が抜けています。

この質問は、フランス料理のソースのことを、同じ料理人だから知っているでしょと中華料理の人に聞くようなものです。

なぜ聞く相手を間違えてしまったのか。
または聞き方を間違えてしまったのか。

それは世界の捉え方がとてもざっくりしているからです。
料理のことならフランス料理も中華料理も料理でしょ、と考えているようなものです。
違いが見えていない。これも不完全知覚です。

もし以前に私が自分から持ち出して書いていることならば、それについて私に質問するのは理にかなっています。
でも今回はそうではありません。

質問者は、質問内容が私の守備範囲かどうかを確認せずに、いきなり質問を投げてきています。
それはこれまでの私の書いてきたことにまったく関係がなく、私にしてみたら降って湧いたものでしかありません。
質問者が「これは人工知能のことだろう」「人工知能のことだから、あの人は答えられるだろう」と思い込んだだけです。
そのどちらもが間違いだったのです。
誤った知識の積み重ねから出てきている推論は、その全てが誤りです。
「太陽は西から昇るよね」という誤った前提に基づいた話が全て誤りなのと同じです。

質問者は文章力のせいと言っていますが、文章力の前に、
・書かれている内容(ooだからxxだろう)
・聞く相手
が間違っていました。
文章力のせいではありません。

今日はあえて真正面から答えてみましたが、回答するために回答側がここまであれこれ気を回さないといけない質問は、やはり答えてもらえなくて仕方ないと思います。
「これは私に聞くべきことではないですよ」という答えの前に、回答側が気を回さないといけないことが多すぎます。
別にお金をもらっているわけでもないですし、質問者に対して何か責任があるわけでもないですし、そこまで手間を割いて質問者を相手にする必然性が回答側にありません。
残念ながら、気が利かない、自己満足の失礼な質問だというしかありません。
私は自分が説明してきたことと全然関係ないことを、わざわざわけのわからない形で要求されたわけですからね。

「真面目な質問」と言っていたアンチの人たちは、真正面から回答したら、どういう回答が返ってくると思っていたんでしょうか…。
本当に人工知能の話だと思っていたんですかねえ。
この質問に違和感を感じなかったアンチのように、文章が一見丁寧だったら、おかしなことが書かれていても見抜けないことの危険性については次回書きます。
そもそもアンチは読解力がないので、質問を読み飛ばして単に私に噛み付いているだけの可能性もありますが。

最後に。
私は、人工知能について大学で学んだとは書きましたが、博士号取ったとか専門家ですと言ったことはありません。
自分の知らないことをちょっと書かれただけで、すぐに専門家だと思い込んで、人工知能についてなんでも知っていて、聞けばなんでも答えてくれると思ってしまう人が多いようです。
だから質問の仕方が雑になるのかもしれません(適当にぶん投げてもそれなりに拾ってくれると期待して)。
ネットで引き寄せや潜在意識の情報を求めている人の多くは、飢餓感の裏返しで必要以上にリッチなものを求める傾向がとても強く、他人にもその期待を投影して、無意識に「達人」「専門家」と思ってしまうみたいですね。
やっと見つけた、これでもう大丈夫、救われると思いたいのでしょう。
そして最初はどっぷり依存しますが、そのうち期待を裏切られると、相手が「達人」「専門家」を名乗っていなくても、名乗ったことにして、詐欺だ偽物だ騙されたという形で怒りをぶつけるようです。
そういう人にとっては「現実に起こっていないことも、起こったことになっている」。
面白いなあと思って見ています。
このあたりの依存側の内面を紹介しているブログが「信者と書いてカモ」です。

というわけで、人工知能のことが知りたかったら、私に聞くより、入門書を当たったほうが速いし、正確です。

あとは、人工知能でないものを人工知能の話だと勘違いしていることもあるようなので(今回がそれですね)、あんまりわからないものに適当に手を出すのは考えものですね。
一人で勝手に勘違いしているだけならまだしも、他人にそれをぶつけてしまうと、他人をわけのわからない世界に巻き込むことになります。

ストレートに、シンプルに。フレッシュな自分をそのまま表現しましょう。

次回は、この質問に違和感を感じること、こういう質問をしてしまうことについて書きます。

質問という形の絡み(2/4):ストレートに、シンプルに

※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーにまとまっています。

掲示板に書けなかったシリーズの続きです。

前回は、もらった質問をなぜ絡みと考えたのか、その原因となった違和感について説明しました。

1.わからない分野のことに無理やり口を出す
2.極論を持ち出す
3.意味が通らない
4.話があちこちに飛んでいる

これらがその違和感です。

質問者は、自分に馴染みのない人工知能などの話を持ち出してそれっぽいことを書き(破綻していますが)、死の恐怖などを持ち出した極端な設定で、私に質問をしました。
それは、相手を困らせて、自分に気を引きたいから。
そして、話を終わらせないために、核心は隠して、あちこちへ話が飛ぶ。

気を引きたいなら、それはそれでいいんです。
では、なぜ普通に話しかけられないか?
なぜわざわざ、自分もわからない、相手もわからない、不思議なことを言ってしまうのか?
そこに質問者の抱えている何かがあります。
質問者がそれに気づいてそこを深めて突き止められればよいのですが。

または、本当にピンチの時の気持ちの保ち方が知りたかったのなら、最初からそう聞けばよかったのです。
人工知能やら死の恐怖やら持ち出さずに、ストレートに、気持ちが動揺してしまうときにどう気持ちを保てばいいのか?と聞けばよかったのです。
でもなぜかそれをひねくり回して、よくわからないものにしてから相手に差し出してしまった。
なぜでしょうか?
当たり前すぎて、ありふれていて、目立たない、つまらない質問と感じたのでしょうか?
少し盛らなければと思ったのでしょうか?
そこに質問者の無意識の考え(観念、価値観、世界観、思考回路)が反映されています。

望むものがあるなら、ストレートに、シンプルに。
自分で無意識にあれこれいじくりまわしてややこしくしてしまうことがあるのはわかります。
私も同じでした。
本当の望みはもっとシンプルなのに、ああでなければ、こうでなければと自分でいじくりまわして、本当の望みから変容させてしまった、おかしなものを手に入れようとして、執着していました。
だから私はシンプル化を実践して、本当は自分が何を望んでいるのか探り、余計な思い込みを外していきました。

これを読んでいる方には、ぜひ、本当に自分が望んでいるものを知っていただければと思います。
無意識にあれこれいじくりまわしてしまっている場合、気付かずにとんでもない方向へ向かってしまっていることがあります。

あなたは本心で勝負して大丈夫です。
あれこれ気を回して自分を盛ったりして偽らなくてもいいんです。
そのままのあなたをストレートに表現すればいいはずです。

たとえば「バグ」という言葉も、言いたいことの表現がわからず、思いついたのが「バグ」だったのでしょう。
でもバグとは何かを知っている人間からすると、何言ってるんだろう?という表現です。
何より先にその印象が来ます。損ですね。

だからわからないことを無理やり持ち出さなくていいんですよ。
ストレートにシンプルに、自分の一番最初に感じたフレッシュなものをできるだけそのまま相手に表現してくださいね。

次回は、あえてこの質問に答えるなら?を書きます。
たぶん拍子抜けする内容です(笑)

質問という形の絡み(1/4):違和感

※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーにまとまっています。

掲示板に書けなかったシリーズの続きです。

さて、前回の質問を見て、あなたは何を感じたでしょうか。
私は違和感を感じたので、深入りしませんでした。
違和感を感じなかった人もいましたね。

今日は、私の感じた違和感、ひいては「なぜ絡むための質問と考えたのか」について書きます。

まずは質問を再掲します。


886 : 幸せな名無しさん :2018/07/29(日) 15:53:07 defZQTY.0
>>15
人工知能の話とかおもしろいけど、
機械に「死の恐怖」を正確にプログラム(トレース)することはできるのかな?
人間が死の恐怖に直面すると、思考が一種のバグ状態になって制御できなくなる。
そうなると、感謝できることを探すってのもなかなか難しい。

1さんに質問だけど、
人工知能に「死にそうな状況に直面したら、ニューラルネットワーク内にバグ(負荷)を発生させる」という
デフォルト設定をしていたとしたら、人口知能はどのように問題解決していくと思いますか?
(人間にとって死の恐怖は最大級の負荷だから、人口知能にも同じレベルの負荷を与えるとして)


958 : 幸せな名無しさん :2018/08/18(土) 14:31:39 FWj.1rAo0
>>935
886の質問を書いた者ですが、質問の意図が伝わらなかったようですみません。
(私の文章力のせいです)

人間は窮地に陥ると、混乱(思考のバグ)しながらも何とか問題解決しようと
努力すると思います。
ただ、強烈な感情(負荷)を伴うので的確な判断ができず、さらに状況が悪化することもあります。

>デフォルト設定しているなら設定通りになるでしょう、質問する意味がないです。
>「目覚まし時計を6時に設定したらどうなると思います?」6時にアラーム鳴るだけです。

人工知能の設計段階では予期せぬバグ(負荷)が発生することも考慮して設計すると思います。
バグが生じても当初の目的を達成しなければならないので、あらゆる対策を講じるでしょう。
その対策(過程)を1さんに聞きたかったです。フロー的なものです。
稚拙ですが例えば「現在の問題点を洗い出して優先順位をつける」、
「優先順位はどのようなロジックを用いて設定するのか?」
「予想とは異なる結果がでた場合、次に考えることは?」など

人間のように感情(負荷)と思考を混同しない人工知能の思考過程を知ることができれば、
良いヒントになるんじゃないか?と思って886の質問をしました。


それでは書き込みの内容を見ていきます。

私が違和感を感じたのは主に以下の3つです。

1.わからない分野のことに無理やり口を出す
2.極論を持ち出す
3.意味が通らない
4.話があちこちに飛んでいる

あなたにはわかりますか?

私はこれだけの違和感があったので、「これは質問の形をとった絡みである」と判断しました。

まず1の「わからない分野のことに無理やり口を出す」。
これは人工知能とか、プログラミングとか、関連する分野の知識が何もないとわからないところがあるかもしれません。
細かい点はいろいろありますが、
・プログラム(トレース)する
・バグ(負荷)を発生させる
といった二点だけで、質問者は馴染みのない分野のことをわからないまま雰囲気で書いているということがわかります。
なぜわざわざわからないこと(質問の本質)をわからないものを使って(人工知能)質問してしまったか。
質問の本質をそのまま日常の言葉で聞けばよかったのに、なぜわかりにくい表現をしてしまったのか。
これが1の違和感です。

また、質問の内容を車の話に置き換えると「ある速度に達したら壊れる車に乗って、その速度で走ろう」という話です。
走りたいなら壊れない速度で走るしかないですね。
ある速度以上は壊れるように作られていますので、それ以上の速度は出せません。
だから私も「作ったように(設定した通りに)動くのでは?」とレスしています。

さらに質問では「壊れるけれども、それでもうまく運転するには?」と言っていますが、車が壊れてしまったら、もう運転しようと思うこと自体おかしいですね。
車はもう壊れて動かないんですから。
だからこの質問自体が成り立ちません。
これは3の「意味が通らない」違和感にもつながります。

このように、この質問をまともに受け止めようとすると、そもそもが質問になっていないので、何が言いたいのかわからないということになります。

そこで私は「何が言いたいのかよくわかりませんが、設定していることは設定の通りになるんじゃないですか?」というレスをしました。

質問者の意図を汲んで質問の真意がわかれば、まだ何が言いたいのかの推測もできますが、この質問の場合、それもよくわかりません。

質問の動機として、

人間が死の恐怖に直面すると、思考が一種のバグ状態になって制御できなくなる。
そうなると、感謝できることを探すってのもなかなか難しい。

と書いていますが、

・人間が死の恐怖に直面
・感謝できることを探す

この二つが並んでいます。
死の恐怖に直面というと、不治の病か何かでしょうか?
質問者がそういう状況にあるのでしょうか?
質問には切迫感はなく、好奇心からきた質問のようですから、そうではないでしょう。
ではなぜそんな極端な状況を持ち出したのか?

これは「極論を持ち出して因縁をつける人」です。
以前も極端な設定の質問があり、以下の記事に詳しく書いています(塩対応ではないですよ)。

【Q&A】「今幸せを感じる物を差し出されたら何も文句はない」なら麻薬でもいいの?
https://babystep.hatenadiary.jp/entry/2018/05/03/210300

これが2の違和感です。

1,2,3の違和感が揃った時点で、かなり役満感があります。
これは「真面目な質問」ではない、と判断しました。

真面目な質問なら、聞きたいことをストレートに聞いてくるはずです。
回答者が理解できないような書き方をわざわざしません。
この質問は、聞きたいことが不明確であり、回答者が理解できない書き方をわざわざやっています。
つまり回答者を困らせたい。
無自覚でしょうが、真摯な態度ではありません。
斎藤一人さんは「因縁つけている」と言っています。
精一杯のやさしい表現をすれば、相手の気を引きたい、自分の相手をしてほしいだけの自己満足です。
こういう人は、よくわかっていなくても無理やり相手の分野のことに口を出し、極端なことを言って、自分に注意を向けようとするのです。
そういうことを無意識にやってしまうのです。

補足の書き込みでも、それっぽいことを書いていますが、よく読めば、意味のない文章になっていることがわかります。

人間は窮地に陥ると、混乱(思考のバグ)しながらも何とか問題解決しようと
努力すると思います。

と書いていますが、

「死の恐怖に直面しても、感謝できることを探す」という前出の話とは別の話(窮地における問題解決)が出て来ています。
論点が発散してしまっています。
これが4の違和感です。

1,2,3,4の違和感、どこまであなたは感じられたでしょうか?

私は違和感を感じたので、質問者からのメッセージを拒否しました。
一方、違和感を感じず、受け入れた人もいました。
これがいわゆる「波長が合う、合わない」「チャンネルが合う、合わない」といった現象でしょう。
私は質問者と波長もチャンネルも合いませんでした。
だから会話が成り立ちません。

このあたりの話は以下の記事に書きました。

743 コミュニケーションの問題について情報理論の通信モデルを使って説明/「波長が合う、合わない」ではなく「エンコードが合う、合わない」
https://babystep.hatenadiary.jp/entry/2018/06/04/080000

この中でよくあるコミュニケーション不全として、
1-1.Aさん、Bさんで言葉の解釈が異なる
1-2.Bさんが適当に拾い読みして読解間違いをしている
をあげています。
今回の私と質問者の関係は、1−1です。他の問題もありますが。
そして違和感を感じない人は、1−2の適当な拾い読みをして、埋まらない部分を無意識に自分の考えで補完しているので、違和感を感じないのでしょう。
私の場合、埋まらない部分を埋めようとしても、当てはまるピースが私の中にないんですね。
もし当てはまるピースがあったら、「この質問を理解できてしまった」かもしれません。

さて、救いがありませんが、今日はここまで。
次回は少しフォローが入ります。