質問という形の絡み(2/4):ストレートに、シンプルに

※引き寄せや潜在意識活用についての説明は、「掲示板からの転載」カテゴリーにまとまっています。

掲示板に書けなかったシリーズの続きです。

前回は、もらった質問をなぜ絡みと考えたのか、その原因となった違和感について説明しました。

1.わからない分野のことに無理やり口を出す
2.極論を持ち出す
3.意味が通らない
4.話があちこちに飛んでいる

これらがその違和感です。

質問者は、自分に馴染みのない人工知能などの話を持ち出してそれっぽいことを書き(破綻していますが)、死の恐怖などを持ち出した極端な設定で、私に質問をしました。
それは、相手を困らせて、自分に気を引きたいから。
そして、話を終わらせないために、核心は隠して、あちこちへ話が飛ぶ。

気を引きたいなら、それはそれでいいんです。
では、なぜ普通に話しかけられないか?
なぜわざわざ、自分もわからない、相手もわからない、不思議なことを言ってしまうのか?
そこに質問者の抱えている何かがあります。
質問者がそれに気づいてそこを深めて突き止められればよいのですが。

または、本当にピンチの時の気持ちの保ち方が知りたかったのなら、最初からそう聞けばよかったのです。
人工知能やら死の恐怖やら持ち出さずに、ストレートに、気持ちが動揺してしまうときにどう気持ちを保てばいいのか?と聞けばよかったのです。
でもなぜかそれをひねくり回して、よくわからないものにしてから相手に差し出してしまった。
なぜでしょうか?
当たり前すぎて、ありふれていて、目立たない、つまらない質問と感じたのでしょうか?
少し盛らなければと思ったのでしょうか?
そこに質問者の無意識の考え(観念、価値観、世界観、思考回路)が反映されています。

望むものがあるなら、ストレートに、シンプルに。
自分で無意識にあれこれいじくりまわしてややこしくしてしまうことがあるのはわかります。
私も同じでした。
本当の望みはもっとシンプルなのに、ああでなければ、こうでなければと自分でいじくりまわして、本当の望みから変容させてしまった、おかしなものを手に入れようとして、執着していました。
だから私はシンプル化を実践して、本当は自分が何を望んでいるのか探り、余計な思い込みを外していきました。

これを読んでいる方には、ぜひ、本当に自分が望んでいるものを知っていただければと思います。
無意識にあれこれいじくりまわしてしまっている場合、気付かずにとんでもない方向へ向かってしまっていることがあります。

あなたは本心で勝負して大丈夫です。
あれこれ気を回して自分を盛ったりして偽らなくてもいいんです。
そのままのあなたをストレートに表現すればいいはずです。

たとえば「バグ」という言葉も、言いたいことの表現がわからず、思いついたのが「バグ」だったのでしょう。
でもバグとは何かを知っている人間からすると、何言ってるんだろう?という表現です。
何より先にその印象が来ます。損ですね。

だからわからないことを無理やり持ち出さなくていいんですよ。
ストレートにシンプルに、自分の一番最初に感じたフレッシュなものをできるだけそのまま相手に表現してくださいね。

次回は、あえてこの質問に答えるなら?を書きます。
たぶん拍子抜けする内容です(笑)