804 スレ立てしてから二ヶ月で気付いたこと:アンチの出にくい受け答え(でもだまされないように注意)

今回いろいろわかったのでまだ続きます

今日は以下のような要求を持った人たちを満足させるにはどういう受け答えをすればいいかを書きます

・手早くわからせてほしい
・自分が傷つかないように気を使ってほしい
・ワクワクさせてほしい、安心させてほしい
・でもそのための努力、歩み寄りはしたくない

私は実践するつもりがありませんが、誰か試したい方はどうぞ
実践しないのになぜ書くかといえば、これから書くような特徴を持ったことを言う人には気をつけろということが言いたいからです

さて、私は自分が引き寄せを理解しようとした時にあいまいな説明に苦労したので>>19、具体的に書こうと思って書いています
以前>>305、引き寄せの説明を病院への道案内にたとえましたが、道案内するなら具体的に細かくしようと思っています

たとえば「XX病院へ行くにはOO映画館の角を右に曲がってください」といった感じです
これを受けて「XX駅へ行く道ですね?」とか「OOボウリング場の角ですね?」と言われたら、「それは違います」という答えになります
具体性が高いと、正解にあたる範囲は狭くなります
説明がピンポイントになるということです
逆に外れの範囲は広くなります
だから読解力が足りなければ「それは違います」と言われる人が増えます
そして「違います」と言われた人が「ルートはたくさんある」と言って反発していたのが今回のできごとのうちのひとつでした
(ルートの選択は自由ですが、私の説明した道と違うことを言われたら私の意図する道とは違うと訂正するのは当然です)

そういう人に対しては次のような受け答えをすると、支持されるようになるでしょう

・わかったような気分にさせる
・否定しない
・期待させる、安心させる
・努力させない

要するに、なんかすごそうなことを短めの断言口調であいまいに言えばOKです

あいまいさについては、上記の例で「OO映画館の角を」と言ったところを「大きい建物の角を」と言うような感じになります
こうすると、OO映画館を見つけられない人でも何かしらその人なりの「大きい建物」は見つけられるので、誰でもわかったような気分になりますし、大小の感覚は主観的なものだから否定されることもありません
そしてある程度行動に移すことができるので、安心感も得られます
以上のものはなんとなくの注意力でも見つけることができるので、努力もいりません

適当なあいまいなキーワードだけ示して期待を持たせて、あとは自由に各人に補完させればいいわけです
占いでもバーナム効果ってありますよね
誰にでも該当するようなあいまいなことを言われても、人は自分のことを的確に指摘されたのだと思い込んでしまう効果です
似たような感じで、なんだかよさそうなことをあいまいに言えば、あとは各人が好きなように受け取っていいとするわけです

ただ道案内の例でわかる通り、このやり方だと、各人が好き勝手な「大きい建物」を目印にするので、XX病院にたどり着けるかは定かではありません
これまで見てきた通り、読解力に欠け、余裕がない、つまり認知に歪みのある人は、結果的に変なところへ行ってしまう可能性が高いです
これまでそうやって自分なりの認識でやってきた集大成として、現在の状況(引き寄せにすがらざるを得ない状況など)があるのです
やり方を変えなければ、同じパターンの繰り返しになるのは必至です
私は、だいぶ時間を浪費してから「おかしいな」とやっと気づくような人はこのパターンにはまっている可能性があると見ています

また、あいまいな表現だと、矛盾を含んでいる内容であっても気付きにくいです
つまり、だまされていても気付きにくい
それでも聞いた本人が「何らかのいいことを聞いた」「それを受けて何かしら改善に向けての行動ができる」と思えば不満は出ません
むしろ支持されます

これは冒頭のような要求を持っているという「弱み」につけこまれているとも言えます
やり方を変えたくはない、でもわかった気分になりたい、という弱みです
「引き寄せについて本当のことを知りたい」よりも「今この瞬間にわかったという感覚を得たい」と思っていたら、そうなります
「わかる」ではなく「わかったような気持ちになる」を引き寄せます
だからあいまいだけど何だかよさそうなことを言う人がいたら、注意してください

「わかったような気持ちになる」ことには二つあります

1.わかったような気持ちになって、実際にわかった
2.わかったような気持ちになって、実際にはわかっていない

2番になっていないかどうか、気をつけてください
また、1番だとしても、その価値がある内容かどうか、吟味してください
あいまいで矛盾を含んだ内容には従っても仕方ありません(変なところに行ってしまいます)

それから以前書いたように幼児的万能感、つまり「自分にはなんでもできる」という主張も「弱み」につけこんでくるものなので注意してください
これは上記で書いた「期待させる」に該当します
はっきり言って、幸せになるのに「なんでもかなえられる」必要なんてありません
これがわかっていない人は、他人の実現報告を聞いて、たとえば金銭の引き寄せだとしたら金額の大小を気にして焦りを感じたりします
わかっている人は、他人の判断基準に惑わされないので、他人の実現報告を聞いても焦りません

「読解力に欠け、余裕がない、つまり認知に歪みのある人」と辛辣な書き方をしてきましたが、本当は程度の大小こそあれ、引き寄せに関してはみんなこの構図の中にいます
世界を読み解く力に欠けているからこそ、おまかせしたほうがいいということだし、余裕がないからこそ自分が打開策だと信じる願望を手放せないわけですから
「読解力に欠け、余裕がない、つまり認知に歪みのある人」が救われるには何が必要かは次回以降書きます