769 スレ立てしてから二ヶ月で気付いたこと:余裕のない人たちがしがちな主張

今回は本音を書き込む人が多かったので、いろいろと気づいたことがありました
今回特徴的だなあと思ったのは、以下のような主張をしていた人たちです

1.長文が嫌い
2.直接そのものずばりを書いてほしい(比喩が嫌い)
3.間違いを指摘されるのが嫌
4.上下関係に過敏(偉そう、上から目線と感じることが多い)
5.これまでにない斬新なもの、キャッチーなものが好き(オリジナリティを重視する)

これはそれぞれ、以下のようなことを表していると思います
1.長文を読みこなせるだけの気力、スタミナがない
2.比喩を通して理解するための努力をするのが嫌(「答え」を直接教えてほしいと言っている)
3.傷つきたくない、否定せずに受け入れてほしい
4.見下されたとか人より下であると感じたくない
5.大きな刺激でないと認識できない(不完全知覚を起こしている)、画期的なものでないと自分の問題は解決できないと思っている

1,2は理解するためのコストを払いたくないということを言っています
面倒くさいからインスタントに「わかる」ものをくれということです
比喩というのは本来、新しい概念を理解する際に、既存の似ている概念を持ち出すことで理解しやすくなるものなのですが、それすら遠回りに感じるほど余裕がないということの表れですね

3,4も理解するためのコストを払いたくないということを言っています
こちらは感情のコストです
「その理解は間違っています」と言われることに耐えられない、また見下されている(偉そうに言われる)と感じてしまうことに耐えられないということです
宿題形式のことを偉そうと感じた人が多かったみたいですが、実際全然偉くないし、個別にコメントつけたりそれなりの手間もかかるし(好きでやったことですが)単に上から目線でエラそうにしたいだけの人なら面倒くさくてやらないことです
でも偉そうと感じた人はそういうことは目に入らなくて、上下関係のことばかりに注意がいってしまうんでしょうね
自分が下に扱われていないかをすごく気にしているのだと思います

5はワクワクしたい、安心したい、つまり一種の娯楽や安心感のような感覚を求めている人です
自分の現状を打破するためには、そんじょそこらのものではなく、完璧なもの、すごいもの、これまでにないものでないといけないから、その期待に応えてくれそうな真新しいものに出会えたら、これなら自分は救われるかもしれないとワクワクできるし、今度こそ救われるかもしれないという安心感が得られるのでしょう

以上を要約すると、
・手早くわからせてほしい
・自分が傷つかないように気を使ってほしい
・ワクワクさせてほしい、安心させてほしい
・でもそのための努力、歩み寄りはしたくない
といったところでしょう

裏を返せば、こういうことを言う人たちは「余裕がない」ということがわかります
・長文を読みこなせるだけの気力、スタミナがない
・わかるための努力ができない(余裕がない)
・間違いを認めたりする気持ちの余裕がない
・すごいものでないとダメだと思っている(自分はそれだけ重症だと思っている)
ということですから

余裕がないからこそ、自分に都合のいいことばかり求めてしまうのは当然でしょう
私はそれが悪いとは思いません
私も引き寄せに手を出した当初は余裕がなかったので、手っ取り早くできることとして「毎日よかったことを5つ書く」を始めました
そのときの自分が受け入れられること、そのときの自分にふさわしいことを探してやればいいんです